2015y10m11d_214504931お肌に存在する器官として、汗腺と並んで重要なものがあります。それは、毛です。毛も汗と同様、嫌われる存在のものでしょう。ですが、毛にも重要な働きがあります。

汗は体温の調節に重要な役割を果たしていることをお話ししました。毛もまた、同じように体温調整に非常に関わるものです。寒いとき、鳥肌が立ちますよね。

この鳥肌の正体は、立毛筋という毛を逆立てるための筋肉です。立毛筋が収縮することで毛が立ちます。毛が立つことで、空気を抱え込むような形になり、結果として保温機能になるのです。

また、毛は体を守ったり、お肌が傷つつくのを守る役割があります。お肌がむき出しになっていると、転んだときにダイレクトに怪我をします。毛が生えていることにより、毛がガードになって怪我を緩和させることができます。

また、体の器官で大事な部分にはたくさん毛が生えています。頭がそうですが、頭髪は脳を守るために生えているものです。日光を直接浴びたときのガード役になったり頭に何かがぶつかってきたときにクッションの役割になります。

頭髪がないと、日光の紫外線も何かがぶつかったときの衝撃もあからさまに脳に伝わってしまいます。毛が生えているだけで、最悪のダメージから守ることができるのです。審美上では非常に問題ある毛ですが、私たちの体を守るために必要不可欠な、重要なものなのです。あまり毛嫌いしてはいけませんね。

2015y10m11d_214245998暑いときや、緊張したときなどにかく汗。この汗も、お肌に存在する器官から分泌されるものです。汗が分泌される器官とは、汗腺と呼ばれる腺です。

汗腺は、お肌の毛穴に存在する腺です。毛穴の中に存在し、自律神経によってコントロールされます。例えば、暑いとき、汗をかきますよね。体温が上がると、自律神経が作用して汗をかくように指令がでます。

汗をかくと、お肌全体に広がります。それが乾いていくことで、気化熱が奪われます。その結果、体温を下げることができるのです。

このようにして、私たちの体温はコントロールされています。その他にも、お肌のためになる汗のはたらきもあります。それは、汗をかくことで毛穴のお掃除をすることができると言うことです。汗は毛穴から分泌されますよね。汗をかくことで、毛穴に溜まった汚れを掃除することができるのです。

また、汗をかくと言うことは全身の血流が良くなると言うことです。体温が上がると汗をかくのと同時に、血管も広がり血流が促進されます。ということは、全身の代謝がよくなっていると言うこと。もちろんお顔のお肌の代謝も良くなるので、お肌のデトックスと、調子を高めることができるのです。

汗は、あまりお肌には関係ない存在に思えるかもしれません。ただお化粧を崩す原因となるものと考えていませんでしたでしょうか。そんな厄介なものでも、実はお肌の調子を高めるものでもあるのです。